カビ丸のアブソルもふりたい

アブソルの育成論をメインに、アブソル尽くしで書き連ねていきます

メガアブソルレポートその4 ~半分削る、そして逃がさない~

さて、12月も終わりを迎え忙しい時期になってまいりました。
そんな中ですが、またメガアブソルの紹介をしていきたいと思います。

その1でお話しした中でメガシンカのタイミングをいくつか紹介したと思います。
今回はその内の一つ体力の少ない相手と対面した時をテーマに育成をしてみました。
その際、アブソルとパートナーとなる一匹も育成したので併せて紹介したいと思います。

<型紹介>
というわけで今回ご紹介する子達はこちらとなります。↓


アブソル時

メガアブソル

というわけで分かりやすいくらい物理フルアタでございます、そして努力値は以下のようになっております。↓



H4-A252-S252

こちらの実にシンプルにASぶっぱにしてみました。
育成論の記事を書いておいて連続してありきたりな努力値振りになってしまい、その2で書いたような調整を期待していた方には少々物足りないと感じるかもしれませんが、シンプルな努力値振りはしばらくはないと思いますのでご容赦ください。
今回はなるべく素の火力を上げ、且つメガシンカの利点である素早さを活かせる様にすることを主な目的としています、そのためASぶっぱという形をとりました。
ちなみに準速では丁度100族と同じ素早さになります。

それではどれくらいの火力が出るのか、ということですが大雑把に言わせていただきますと
ふいうちでガブリアス(H4振り)を高乱数二発で落とせるくらいになります。(47.2%~55.9%)

結構地味やん、と言われそうですがほとんどの高速アタッカーに対し等倍であれば確定二発をとれると考えると先制技の火力としては充分ではないかと思います。
そしてこれは裏を返せば相手のHPが半分くらい削られていればふいうちで狩る事ができるということになりますね。
そう、HPを半分です、半分です。
そこで登場するのが今回のもう一匹の主役、この子です↓


羽ばたく奴ブレすぎンゴ…


H252-B4-S252

そう、オンバーンです。 すりぬけの理由は特にないです、厳選めんどくなっただけです、ごめんなさい。(とくせいカプセル手に入れたらおみとおしに変える予定ではあります)
先ほどの話と技構成を見てくれれば大方予想はつくと思いますが、戦法としてはオンバーンいかりのまえばとレッドカードを駆使し、なるべく相手のダメージを削り、メガアブソルのふいうち、おいうちで狩っていくというものになります。
安全にメガシンカをしつつも相手を狩れるので上手く決まれば一気に試合を決めることもできるはず!
また、メガシンカ後であればSも大きく上昇するので先手を取ってサブウェポンで相手を落とすこともしやすくなります。
いかりのまえばの効かないゴースト相手には元々アブソルは有利であるのでそれほど大きな問題でもありません。

型紹介等は済ませたので早速、使い心地はどうだったかまとめておきたいと思います。

<使用感>
実際この二匹で組んで、何十戦か使ってみました。
やはり自分が思い描く通りには中々決まらなかったことがありました。
初手に氷技持ちなどが来ていかりのまえばを一匹いれて退場、という場面がいくつかありました。
ただオンバーンそのものの耐久力は中々高いので、一発耐えられるような相手であれば二匹分いかりのまえばを入れられたのでサポートとしては充分な働きをしてくれました。
また、このオンバーンはなるべく多くの相手の体力を削ることを目的としているため技構成も火力重視にしています、そのおかげでもあっていかりのまえばよりダメージの入る技で削ったときは更にアブソルが動きやすくなりました。(外したら泣きました。)
ちょうはつは相手の初手が積み技持ちだったり壁貼りだったりする時には一時的に止められるという点では便利なのですが、後々オンバーンが落ちた後だと結局壁貼りされる羽目になるので少々不安定なところがありました。
総合的にはオンバーンのサポートは優秀でアブソルとの連携が取りやすく感じました、ただどちらもフェアリーに非常に弱いので、選出する際はもう一匹はフェアリーに強いポケモンを選出するといいと思います。

では肝心のアブソル。
やはりオンバーンで削ってくれるためふいうちで狩れる範囲がかなり広がっていました。
相手が引くにしても攻めるにしてもふいうちを選択するだけで基本は安全にメガシンカできるのでメガシンカのターンに不安に残るけどまもる使って技スペ圧迫はしたくない、という人にはお勧め出きると思います。
また、ふいうちがより使いやすくなることは言えるのですが、個人的にはおいうちも決まりやすく感じました。
やはりアブソル=ふいうちのイメージは健在のようで体力が削られているとよりふいうちを警戒し、素直に引いてくれる相手が多かったです。
アタッカーのポケモンは勿論ですが、特にギャラドスといったいかく持ちのポケモンはほぼ確実に引いてくれますのでそれらに対してはおいうちを選択してみると良いでしょう。
もしそこで突っ張ってこられたらその人の度胸と読みに賞賛を贈ってあげましょう。
メガアブソルであればトリックも効かないため拘りアイテム持ちのアタッカーにも強く、基本悪技を半減されない限りはほとんどのアタッカーに強く出られる、という強みが今回のタッグにはありました。
反面、今回のフルアタ仕様により困った面もありました。
それは、このアブソル自体は受けやサポート型に弱いという点です。
こちらのメインウェポンがおいうちとふいうちのみなので補助技でスカされることに対し非常に弱いという性質をもつため、しっかり相手の場を作らせてしまう恐れがあります。
オンバーンで流すことは可能でも再びアブソルの前で現れるとしっかり仕事をされてしまいますので注意が必要です。
対策としてはこちらもちょうはつを搭載することが挙げられます、その際アブソルの育て方次第でありますが、じゃれつくストーンエッジ、どちらかを切ってちょうはつを入れなければなりません。
使ってた中ではストーンエッジの方が仕様機会が少なかったのでそっちを切ることをお勧めします(ただし今回採用した性格がいじっぱり故なのかもしれませんのでそこは個々人で確かめていただけれはと思います、私も色々試していくつもりではありますが)。
他にも問題点はあります。
今回試験的に性格をいじっぱりにしたのですが、メガシンカ後のアブソルの素早さは100族と同速になります
そのためリザ―ドン相手には同速の50%の運になり、ガブリアスは抜けないという欠点が生じてしまいました。
多少狩れる範囲に差が生じてしまいますが、素早さの上昇率を考慮するならば性格をようきにすることも充分お勧めできます。
そして最後の点ですが、今回の型のアブソルはおいふいだけの強みを見た場合いのちのたまを持ったアブソルの方が火力が出るという事実があるのでお忘れなく。
ただし今回の方が安定感や素早さ上昇によるサブウェポン、ちょうはつの使いやすさ、特性などといった面で様々な利点があるので決して劣化はしていないでしょう。
ただいつかいのちのたま持ちのアブソルでこのタッグを組んでみるつもりですので、成果が出次第報告したいと思います。

以上をもちまして今回の報告を終わりたいと思います、最後にBVを載せておきますので興味があれば是非ご覧ください。
また、何かBVについて問題点がございましたらコメントなどをお願いします。

【YQHG-WWWW-WWW3-NW6R】
一つ、おいうちのタイミングの参考になればいいかなというBV。
同時に上記の様な今回の子の欠点が見られるかと思います。

【UYAW-WWWW-WWW3-7PYT】
こちらは単純にタッグがうまくかみ合った試合です、決まると爽快ですね。



お疲れ様でした!次回もお楽しみに!