メガアブソルレポートその3 ~みきりのススメ 両刀編~
なんだかんだで三回目を迎えるこの記事ですが、今回は前回の様な凝ったアブソルではなくシンプルなアブソルをご紹介。
一回目でもお話ししましたがアブソルのメガシンカにおけるネックとしてメガシンカしたターンは素早さがメガシンカ前依存になるというものがありましたね。
その解決策としてまもる・みきりの搭載を挙げました。
では実際に使い心地はどうなのか、検証してみました。
<型紹介>
アブソル時
メガシンカ時
というわけで今回のアブソルはシンプルに両刀メガアブソルです。
努力値振りはこちら↓
A4-C252-S252
はい、CSぶっぱです。
いやーAは4振りでもふいうちでラティクラスなら確一とれるから振らなくてもいいかなー、後特殊メインで組んだしなーということでこうなりました。
ちなみに無振りのふいうちの火力については前回大まかに説明があったと思いますのでそちらを参照してください。
<技について>
では次に技構成についてです。
ふいうちはアブソルにとってなくてはならない技ですので当然今回も搭載しました。
これについては特に深く言及することはないでしょう。
だいもんじは両刀型の大きな特徴である攻撃範囲の拡大につながる技で、両刀型では必須と言ってもよいくらいの技です。
そして今回もう一つの攻撃技として採用したのがれいとうビームです。
これは何故かというとメガシンカ後に抜けるポケモンの中にガブリアスの存在があるから、ということと10まんボルト搭載で大きなアドバンテージをとれる相手がれいとうビームと比べるとそれほど多くないため、泣く泣く切ることにしました。
今回は搭載しませんでしたが、れいとうビームではなくストーンエッジやいわなだれを搭載するのもありだと思いますので気になる方はそちらを採用してみるとよいでしょう、リザ―ドン等に刺さります。
そんでもっと最後になんでみきりをわざわざ搭載したのか、という話です。
「まもるの方がPP多いし使えるじゃーん」という人がいると思いますので言っておきます。
なんかみきりの方がかっこいいじゃん?
うん、実は言うと理由はそれだけです。
そもそもPP少ないと言いますが、5回もみきりを使う場面の方が珍しいのでぶっちゃけまもるを搭載しようがみきりを搭載しようがその人の好みでいいんじゃないかな、と思います。
ただダブルバトルならみきり搭載は充分優先度として高いでしょう。
まぁこのように結構テキトーな理由なものもありますが、対して影響が無いのでお気になさらずに。
<サポート面>
さて、話を少し変えて今回みきりを搭載する上で一つこれを利用できないかと思い、味方のサポートを考えてみました。
それがこちら↓
なんか翼がブレてるけど気にしないでね
H252-B4-S252
コンセプトとしてはどくどくを打って脱出ボタンで退場した後アブソルでみきりをして毒ダメージを稼ぎつつ安全なメガシンカをする、というものです。
で、実際試してみたのですが……
まぁ微妙でしたわ
ごめんよ……
うん、わざわざアブソルのメガシンカの補助のためだけにこんなことする意味ないわな、というのが使った感想です。
後このクロバット、ASぶっぱの方がまだ活躍できるような気がしました。
相手が毒状態などになっている状況でアブソルを繰り出してみきりを使ったメガシンカをすること自体は良いアドバンテージはとれると思います。
ただわざわざ狙ってやる必要はないのと、サポートなら他のサポートの方が欲しかった、というのが正直な意見です。
<使用感>
みきりを実際に使ってみましたが、やはり非常に便利でした。
耐久無振りのアブソルでは耐えられる範囲が非常に狭いためメガシンカのターンで素早さ負けて落とされるというのがネックになりますが、みきりのおかげで場面を選ばずメガシンカを行うことができました。
相手が積み技やみがわりなどをしてこないと思ったらとりあえずメガシンカをしてそこから引く、という戦い方もできるので後出しで補助技をマジックミラーで返すという芸当も容易になります。
勿論メガシンカ後有利な相手と対面した時も、メガシンカのターンでやられることはないので安心感が違います。
ただやはり欠点は技スペースが大きく圧迫されてしまっている、ということです。
今回両刀型を採用しましたが、攻撃範囲が重視される両刀型でみきりのために一つスペースを使うのはなかなか苦しいものがありました。
実際ギャラドスを相手する時は10まんボルト、またはかみなりが欲しいと感じました。
少し攻撃範囲が狭まるという欠点はどうしても覚悟しなければならないですが、上記の通りメガシンカにおける安全性ではトップに立つので、まだまだ対戦やアブソル自体に慣れない人にはお勧めできる技だと思います。
両刀型としては大きく素早さが上昇してくれたこともありメガシンカ前よりも動きやすく感じました。
上から弱点を叩ける相手が増えたのはやはり喜ばしいことです。
特にガブリアス相手に先手でれいとうビームを放てるようになったのは大きいかと思います。
反面、弱点をつけなかったときの火力は以前ほどではないにしろ低い、と感じました。
その点はやはり両刀型だな、と言えるでしょう。
もう一つ付け加えると特攻が大きく上がってるとはいっても特殊技自体は火力低下の煽りを受けてしまっています。
そのためH252振りのメガクチートをだいもんじで落とせません、ご注意ください。
また、こちらはタスキを持たせられないため他のタスキ持ちのポケモン相手には押されてしまうというのも気になりました。
事実何度も対戦していて対面した相手がタスキで競り負けてしまった場面がいくつかありました。
なのでステルスロックなどのタスキ潰しのサポートをあらかじめしておくとより活躍の場が増えると思います。
今回は特殊主体の両刀型にみきりを搭載して使っていきましたが、特殊技をだいもんじだけにして物理主体にする両刀型も今後機会とやる気があれば試しておきたいと思います。
みきりの搭載は物理型などでも充分流用が可能だと思いますので少しでも興味がわいた方は自分で色々育成してみることをお勧めします。
着目すべきはメガシンカ後誰を抜けて誰に対して打点が入るのか、確一をとれるのか、ということですのでその点をしっかり踏まえたうえで技構成を組むと活躍が見込めると思います、当たり前かもしれませんが。
最後にBVのご紹介、いくつか活躍できたものをピックアップしました。
BVについて問題がありましたらコメント等でご一報ください。
【S4EG-WWWW-WWW2-4V8W】
みきりが綺麗に決まった試合です、ただこういう時にこそステルスロックなどが欲しいとも感じました。
【JMLG-WWWW-WWW2-EAP4】
両刀型としていい働きができたのではないかな、という試合です。
ただちょっとだけプレイングミスがあったのが悔やまれます。
次回はもうちょっと別のサポートと組み合わせたメガアブソルを紹介できたらな、と思います。
それでは次回もお楽しみに。