カビ丸のアブソルもふりたい

アブソルの育成論をメインに、アブソル尽くしで書き連ねていきます

アブソルラボ ~戦い方とその努力値振り~

最近育成済みアブソルが150を越え、また一歩長期目標に近づきました、私です。
さて、普段アブソルorメガアブソルの型を紹介して育成論としてブロマガにいくつか紹介してきましたが、今回はもっと抽象的といいますか、全体的なお話しをここではしていこうかと思います。
最初にするお話しはタイトルの通り「戦い方と努力値振り」です。
要は「アブソルとメガアブソル努力値振りや振るまいはどう変わるか」といったことです。
かなり基本的な話ですが、これを抑えるだけでもアブソルの扱いも少しは楽になるのではないかと思ったので最後まで読んでいただければ幸いです。
物理型や両刀型の少し細かい話は別の機会にしようと思います。

<アブソルとメガアブソル
アブソルとメガアブソルの違いは"メガアブソルレポートその1"でもお伝えしました。
ここではもう少し踏み込んで、育成する際の性格補正の違いをお話ししたいと思います。
まずはスペックの再確認をしておきましょう。↓

アブソル
タイプ:あくタイプ
特性:きょううん プレッシャー せいぎのこころ(夢)
体重:47.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
種族値:65-130-60-75-60-75 (合計465)

メガアブソル
タイプ:あくタイプ
特性:マジックミラー
体重:49.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
種族値:65-150-60-115-60-115 (合計:565)

さて、メガシンカによる種族値の上昇をどう活かしていくかがポイントになるわけですが、一番注目すべき事は変化した中でどれか一番差別点となるかです。
そしてメガシンカ前後で一番大きく変わっているのはやはり素早さです。
どんな型のメガアブソルであれ、素早さをどう活かしていくかが活躍のポイントになります。
ということでメガアブソルを育成する際にお勧めする性格補正は素早さ上昇補正の性格、つまり"ようき"や"むじゃき"といったものになります。
では攻撃面の上昇補正は駄目なのか、と疑問に思う方もいると思います。
攻撃の上昇補正、つまり"いじっぱり"などの場合はメガシンカ前のアブソルとそれほど火力に大差が無く、火力アップ系の道具を持たせたアブソルの方が単純火力でずっと上回ってしまうため利点が少ない事が挙げられます。
特攻の上昇補正はどうなのか、こちらはわざわざ上昇補正をかけなくてもめぼしい相手は狩れる又は補正をかけても確一にもっていけないという場合が多いため、わざわざ補正をかける必要性が少ないということが挙げられます。
そして何よりも問題すべき点は準速メガアブソルの素早さは最速100族と同速という点にあります。
それでも速いと言えば速いのですが、素早さの激戦区である100族を準速では完全に抜くことができないため、折角の素早さが台無しになってしまいます。
以上の理由によりメガアブソルは素早さに性格補正をかけることをお勧めします。

また、技についても一つ素早さにかける理由が出てきます。
今までS75という非常に中途半端な種族値のおかげでほとんどメインとなる技がふいうちに限られる事がアブソルには多かったのですが、メガシンカでS115になったおかげでふいうち以外の技が以前よりもずっと使いやすくなっている事が挙げられます。
特にメインウェポンとしてはたきおとすが今回から新しく加えられ、メガアブソルの素早さとの相性がよく非常に使い勝手の良いものとなっております。
アブソル以上に技の使い勝手を良くする点でも素早さに性格補正をかける必要があるわけです。

では具体的な素早さのラインはどのくらいなのか、こちらはメガアブソルの型によって様々なのですが、最低でも最速ガブリアス抜き(S156振り)がいいと思います。
他にも最速105族ぬき(S180振り)、最速110族抜き(S220振り)、単純に最速等、型や好みに合わせて調整していくと良いでしょう。
残りの努力値の振り方については後ほどお話しします。

さてここまでメガアブソルについてお話してきましたが、それではアブソルはどうなのか、についてお話していこうと思います。
アブソルはメガアブソルに比べると"100%この性格補正!"というものがなく、持ち物や型によって大きく変わっていくのが特徴です。
細かいことについては各々お話ししていきますが、非常に大雑把な括りとしては物理型であればほぼいじっぱり確定、両刀型であればやんちゃかむじゃき、という感じになります。
実は以前にも似たような事をこのブロマガで書いてはいるのですが、メガアブソルとの違いを明確に理解する意味でもしっかりお話ししたいと思います。


<役割>
さて、アブソルとメガアブソル共に共通するバトルでの役割について確認していきたいと思います。
アブソル、メガアブソルには大きく分けて二つの役割があると考えられます。↓

・積み技を使って無双するエースアタッカー
・攻撃範囲と火力を駆使した役割破壊や後処理

この二つの役割のどちらを取るかによって技構成、努力値振り等が大きく変わってきます。
育成の際にはこの二点のどちらかをしっかり意識するようにしましょう。

・積み技、主につるぎのまいを使用するアブソルの努力値振りについて
味方との兼ね合いによりますが、例えば壁貼りやおきみやげによるサポートを受ける場合はほとんどAS極振りでも構わないでしょう。
しかし味方のサポートを受けない事やきあいのタスキでない事を考える場合、AS極振りは望ましくありません。
交代読みなど上手く立ち回れば活躍できる事はできるのですが、耐久力の関係上、根本的につるぎのまいを積む機会が少ないということが問題になります。
また、ダメージ計算をしてみるとA極振り時と無振り時でのつるぎのまい一積みの火力を見ると主なメジャー所については確定数がほとんど変わらない場合が多く、舞うことを前提とするならばAの努力値に多く割く意味が薄いという所があります。
以上の理由から味方のサポート無しでつるぎのまいを積むアブソルを育てる場合は攻撃に努力値を割くよりも耐久面に多く割き、つるぎのまいを積める機会を増やすことをお勧めします。
ちなみにこの耐久に割くタイプのメガアブソルにする場合、素早さの最低ラインは最速102族抜き以上、アブソルの場合はクレセリア等がいる4振り85抜き以上が望ましいでしょう。
メガアブソルは素早さに大きく努力値を割かなければならない分、アブソルに比べて耐えられる範囲は必然的に狭くなるので覚えておきましょう。
また、実際に対戦に出す時はそのアブソルにとって苦手な相手を先に処理してから繰り出して積み、無双を狙っていく事が一番望ましいでしょう、いなければ初手から積んでバンバン攻めていって良いでしょう。

・積み技を使用しない役割破壊、後処理を行うアブソルについて
物理型であればAS極振り、両刀型であればACSで振り分けといった形になるため、基本的には耐久に努力値を割かず、出来る限り素早く、そして火力が出るようにすることがポイントとなります。
そして攻撃範囲が重視されるため、なるべくフルアタ構成にした方が良いでしょう。(ただしメガアブソルの場合メガシンカターンの素早さの関係上、みきりやまもるの搭載をせざるをえない場合もあります)
素早さの努力値振りの最低ラインは、メガアブソルの場合は最速110族抜き以上、アブソルの場合は最速バンギラス抜き以上が望ましいでしょう。
つるぎのまいを舞い、ふいうちで狩っていける型とは違い、出来る限り攻撃範囲を広くして弱点をついていったりする戦い方になるこのタイプはより多く素早さに努力値を振る事が大切になります。
また、耐久に努力値は振らないと述べましたが、ようきガブリアスのじしんを確定で耐えられる(B60振り)辺りまでならば耐久に努力値を割くことは可能です。
ただしそれ以上振ってしまうと本来の役割を果たせなくなるのであくまでもこれが限界であると思ってください。
このタイプのアブソル、メガアブソルを繰り出していく一番良いタイミングは試合の中盤~終盤にかけての相手の体力が全体的に削られている状態にある時です。
また、単純に弱点を突ける相手に繰り出していくことも大切です。
そしていかりのまえばステルスロックなどそういった相手の体力を削っていける味方がいるとより使いやすくなるのでお勧めします。

<アブソルとメガアブソルのメインウェポン>
アブソルとメガアブソルでは戦い方や努力値振りが変わってきますが、メインウェポンも時には変わってきます。
結論から申し上げると基本的にアブソルでは"ふいうち"が、メガアブソルでは"はたきおとす"がメインウェポンになります。
さて、ここで「アブソルではなんで"はたきおとす"がメインにならないのか?」という疑問を持つと思います。
確かにきあいのタスキこだわりスカーフ持ちのアブソルであればメインウェポンとして活用可能ではあります。
しかしアブソルが問題とすべき点は素早さの低さです。
中途半端な素早さのせいで先手を取れないことが多くあり、はたきおとすをメインに据えようとしても思うように動かせない事があります。
どうしてもその素早さをカバーし、活躍をするためにはふいうちを搭載しなければなりません。
対してメガアブソルはその素早さを充分にカバーできており、ふいうちを使わずとも先手を取る事ができるため、ふいうち以上にはたきおとすがメインウェポンとなり得るわけです。
この素早さの差がアブソルとメガアブソルのメインウェポンの違いをつけることになると思います。
勿論アブソル、メガアブソル共にふいうちとはたきおとすを両立させてもまったく問題ありません。
但し採用の優先度としてアブソルは"ふいうち"、メガアブソルは"はたきおとす"の方が強いという事になります。

今回は主にアブソルとメガアブソルでの素早さの努力値振りの違いや大まかな役割についてお話ししました。
次回は物理型や両刀型についての話ができればいいかなと思います。