カビ丸のアブソルもふりたい

アブソルの育成論をメインに、アブソル尽くしで書き連ねていきます

メガアブソルレポートその11 ~物理調整剣舞~

さぁついに10匹目のメガアブソルの紹介となります。
今回は以前紹介した型を少し改造したものになります。

<ステータス、技構成、努力値振り>

アブソル時

メガアブソル


個体値:31-31-31-xx-26~27-31
努力値H164-B124-S220

二回目で紹介したガブアロー潰しのメガアブソルを紹介しましたが、その型の気になる点として「ガブリアスに対しては100%強いわけではない」「たまに素早さが足りなく感じる」等ががありました。
細かい弁明は割愛しますが、今回育成したメガアブソルは上記の二つを考慮して改良した型になります。
そのため戦い方は似ていますが、前回よりも耐久力は削れ、その分素早さくなる形になっております。
そして案の定攻撃に振る隙は無かった…

では、この努力値振りで出来る事を見ていきましょう
※ダメージ計算は全て6V時の値と努力値振りで計算をしております。
計算はトレーナー天国様のダメージ計算ツールを使用させていただきました。

・素早さ
最速70族抜き(アブソル時)
最速110族抜き(メガアブソル時)

・物理耐久
いじっぱり珠ファイアローブレイブバード確定二発(83.2%~99.3%)
ようきガブリアスげきりん確定二発( 80.1%~95%)
れいせいギルガルドせいなるつるぎ確定二発(75.7%~89.4%)
イカサマ乱数三発( 29.8%~35.4%)
つるぎのまい一積みで確定二発(59%~69.5%)二積みで低乱数一発(88.1%~104.3%)
いじっぱり霊獣ランドロスじしん確定二発( 78.8%~93.7%)
無振りカバルドンがんせきふうじ( 19.8%~23.6%)四発 ※回数は砂ダメージ込
HS振りメガバンギラスかわらわり確定二発( 68.3%~80.7%)
いじっぱりギルガルドアイアンヘッド確定二発(65.2%~77%)
いじっぱりカイリューりゅうのまい一積みしんそく確定二発(59.6%~70.8%)
HBギャラドスたきのぼり低乱数二発( 42.8%~50.9%)

・特殊耐久
ひかえめ水ロトムハイドロポンプ確定二発(83.8%~98.7%)
無振りクレセリアれいとうビーム確定四発(25.4%~30.4%)
無振りスイクンねっとう確定三発(39.1%~46.5%)
おくびょうゲンガーのヘドロばくだん確定二発(72.6%~85.7%)

・火力
1.無積み状態時
ふいうち→H4振りオンバーン高乱数二発(47.2%~56.5%)
     H振りギルガルド(シールドフォルム)確定二発(55%~65.8%)
ばかぢから
→H4振りメガルカリオ高乱数一発(98.6%~116.4%)
      H振りメガバンギラス乱数一発( 86.9%~104.3%)
      H4振りサザンドラ確定二発( 83.3%~98.8%)
ストーンエッジ→HB特化ファイアロー確定一発( 103.7%~123.2%)
        H4振りメガリザ―ドンY確定一発(171.4%~202.5%)
        H4振りメガリザ―ドンX確定二発(64.9%~76.6%)
        H振りサンダー確定二発( 62.9%~74.1%)

2.つるぎのまい一積み時(A2段階アップ)
ばかぢから→H振りメガガルーラ確定一発(120.7%~142.4%)
      H振りヒードラン確定一発(123.2%~145.4%)
      H振りサザンドラ確定一発(140.7%~165.8%)
      H振りクレッフィ確定二発(84.1%~99.3%)
ふいうち→H4振りメガリザ―ドンY確定一発(101.9%~120.7%)
     H振りファイアロー中乱数一発(91.3%~107.5%)
     H4振りボルトロス確定一発(109%~129.6%)
     H振りギルガルド(シールドフォルム)確定一発(108.9%~129.3%)
     H振りメガサーナイト確定一発( 102.8%~121.7%)
ストーンエッジ→HB特化サンダー低乱数一発(86.2%~102.5%)
        H4振りメガリザ―ドンX確定一発(127.2%~150.6%)

3.つるぎのまい二積み時(A4段階アップ)
ばかぢから→HB特化輝石ポリ2確定一発(103.1%~121.8%)
ふいうち→HB特化輝石サマヨール確定一発(103.4%~123.8%)

以上の様になっております。
やはり耐久を削っている分耐えられる範囲は狭まっていますが、積みの起点を見つければそれほど気になるものではないと思います。

<変更点>
第二回に紹介したメガアブソルとの違いを折角ですので比べてみようと思います。

努力値
第二回:H196-B156-S156
今回:H164-B124-S220

HBを削った分を全て素早さに回してます。
そのため以前は鉢巻ファイアローブレイブバードも耐えたのですが、今回は珠ファイアローが限界になっております。
ただし素早さに関しては以前の102族(最速ガブリアス)抜きから110族(最速ラティオス等)抜きなっており、サブウェポンの使いやすさが向上しているのが特徴です。

・技構成
第二回


今回



技は大きく変わっていませんが、唯一変更しているのはじゃれつく→ばかぢからです。
この変更のため六世代厳選から過去作厳選になってしまいました。
この技への変更理由は以下のものがあります。

1.調整先
以前はガブリアスも主な調整先として考えていたため、物理型の状態でガブリアスを倒す手段としてじゃれつくを採用していました。
しかし今回はガブリアスについては考えるつもりが一切無かったのでわざわざ採用する理由が無く、それならば範囲も火力も上であるばかぢからを採用しようと考えました。

2.じゃれつくそのものの性能
六世代に入り新たに習得したじゃれつくですが、性能自体はやはり他と比べると控えめのように思えます。
攻撃範囲も一見すると優秀なのですが、ドラゴンに対しては元々れいとうビームがあり、あくタイプについてはばかぢからやメガホーンがあります。
かくとうタイプについてはサイコカッター等よりかは威力が高く、有用に思えますが、昨今よく出会うかくとうタイプローブシン等の高火力でマッハパンチを放つポケモンバシャーモの様にそもそもフェアリーが弱点じゃないかくとうタイプ等です。
そのため搭載してもあまり大きな対抗策になりえないというのが現状です。
上記の現状を考えると余程じゃれつくで倒したい相手がいない限りは採用の優先度は低いのでは、と最近感じた事も理由の一つです。
ただし、今後出てくるメガヤミラミメガチルタリス等がどう環境を掻きまわしていくかによってまた採用基準は変わりそうです。

<使用感>
以前育成したメガアブソルと比べると耐えられる範囲が狭くなっている分、強気につるぎのまいを積める相手が少なくなっているという感じはしました。
ただし素早さが上がっている分、積んでしまえば以前に比べて無双は狙いやすいと感じました。


ファイアローについて
今回の耐久調整先の目安として「ファイアローブレイブバードを耐える」というものに設定したのですが、いざランダムに潜ってみると、ほとんど鉢巻ファイアローしかいませんでした()
時期が完全に悪かったとしか言いようがあまりません、そのためファイアローとの戦績は散々なものになりました。
また、以前の環境と比べてアブソルと対峙してもすぐにブレイブバードで突っ込む、という相手ばかりではなくなった様に思えます。
様子見かとんぼがえりを使用したり、ふいうち圏内の体力の時も素直に引いたりする相手もいました。
何はともあれ対ファイアローとしての性能は珠持ちが流行り出すまでお預けとなりそうです。

ストーンエッジについて
ファイアローを一応目安として考えていたため、岩技を採用しなければならなかったのですが、基本的なアタッカーファイアローについてはいわなだれで事足ります。
わざわざストーンエッジを採用した理由は「つるぎのまい一積みでメガリザ―ドンXを確一にできる」からです。
しかし実践してみて分かったのですが、中々メガアブソルつるぎのまいを積んだ状態でその後にリザードンが現れるという機会を作り出すのが難しく感じました。
私のPTの組み合わせの問題や、相手のPTに積みの起点にしやすいポケモンがいなかった事が原因なのですが、どちらにせよメガリザ―ドンを葬る手段としては少々不安定でした。
そもそもメガシンカ前に対面してしまった場合は素早さを抜かれ返り討ちに遭うだけです。
対メガリザ―ドンとしてより確実な性能を発揮するには他のポケモンによる壁貼りやおいかぜ等のサポートが必要になりそうです。
今回の型は味方のサポートは極力無しで積めるメガアブソルを目指しておりますので、サポートを一切する気がないというのでしたらいわなだれを代用するのもありかと思います。

・悪技について
今回はふいうちをメインウェポンとして採用しました。
理由は以前に載せた育成論に書いた通り、ふいうちを切って、はたきおとすだけを採用すると思っていた以上に動きづらいからです。
はたきおとすを搭載させる際はふいうちと両立させるのが望ましいというのが私の結論です。
ですが、今回は技スペースの関係上はたきおとすは切らざるを得ない状況になりました。
しかしつるぎのまいを積む事が基本の型なので、実際戦う分にはふいうちだけでも充分活躍できる火力は得られると思います。


立ち回り等については今まで紹介したつるぎのまいメガアブソルとほとんど同じなのであまり書くことがないのですが、今までと比べると、サポート無しである程度の耐久を維持でき、且つ素早さも維持できているという点においては優秀だったと感じております。
後は経験でこれは耐えそう、これは耐えなさそうというのを見極められるとより三縦もしやすくなるのではないかと思います。

今回はこのあたりで〆にしようと思います、後は動画で立ち回りについて参考にしたいただければと思います。



また次回お会いしましょう。