カビ丸のアブソルもふりたい

アブソルの育成論をメインに、アブソル尽くしで書き連ねていきます

メガアブソルレポートその6 ~瞑想メガアブソル~

どうも、今回もメガアブソルの型を紹介していきたいと思います。
タイトルにかいてある通り今回はめいそうを搭載したメガアブソル、つまり特殊メガアブソルに挑戦してみました。
折角メガシンカで特攻と素早さが大きく上昇したのだからめいそうも使いやすくなってるはず、と思ったのがきっかけです。
ではまずはステータスと努力値振りを見てみましょう。↓

<ステータス、技構成、努力値振り>

アブソル時
若干D個体値を妥協しています。

メガアブソル



努力値H236-B52-S220

今回はあんまり手を出したことのない領域だったので試験的な面が強く、HSベースの努力値振りにしてみました。
ちなみに調整、出来ることは以下のようになっております。↓
(※計算は全て個体値Vを想定しています。
また、耐久力計算で性格指定していないポケモンについては無補正無振りで計算し、性格指定しているポケモンは基本252振りで計算しています。)

・素早さ
最速70族抜き(アブソル時)
最速110族抜き(メガアブソル時)

・物理耐久
ようきガブリアスげきりん確定耐え( 83.5%~98.8%)
イカサマ確定四発(27.6%~32.9%)

・特殊耐久
めいそう積み無
ひかえめ水ロトムハイドロポンプ確定二発(79.4%~93.5%)
スイクンねっとう確定三発(37%~44.1%)

めいそう一積み
スイクンねっとう乱数四発( 24.7%~30%)
ひかえめサザンドラりゅうせいぐん確定二発(69.4%~82.9%)
れいせいギルガルドラスターカノン高乱数二発(49.4%~58.8%)
ひかえめシャンデラオーバーヒート確定二発( 77.6%~91.7%)

めいそう二積み
クレセリアムーンフォース確定四発(25.8%~30.5%)
おくびょうメガゲンガーマジカルシャイン高乱数二発(49.4%~58.8%)


・火力
めいそう積み無
あくのはどう→H振りギルガルド(盾)乱数二発(43.1%~51.4%)
       H振りギルガルド(剣)確定一発(104.1%~123.3%)
       H振り輝石サマヨール確定三発(38%~46.2%)
だいもんじ→H振りメガハッサム確定一発(106.2%~126.5%)
      HD特化ナットレイ確定二発(68.5%~81.7%)
      H振りメガクチート確定二発(62.4%~73.8%)
      H振りメガユキノオー中乱数一発(91.3%~109.6%)
れいとうビーム→H4振りガブリアス高乱数一発(95.6%~113%)
        H4振りサザンドラ確定二発(50%~59.5%)

めいそう一積み
だいもんじ→HD特化ナットレイ確定一発(101.6%~121.5%)
      H振りメガクチート高乱数一発(92.9%~110.8%)
      H4振りメガへラクロス低乱数一発(87.1%~102.5%)
あくのはどう→H4振りメガゲンガー確定一発(116.1%~138.2%)
       H4振りラティオス中乱数一発( 89.7%~107.6%)

めいそう二積み
あくのはどう→H振りギルガルド低乱数一発(86.2%~101.7%)
       H振りメガゲンガー確定一発(126.9%~150.8%)
       H振りラティアス低乱数一発( 87.7%~103.7%)


折角めいそうを積むので特殊耐久を得るためにもHPは多めに欲しい、でもれいとうビームも採用するのだから物理耐久もある程度欲しい、と欲張った結果特攻に努力値を振れなくなりました。
また、素早さも今回はふいうちを採用できるスペースが無いこともあり、最速ゲンガーやラティオスを抜ける110族抜きにしました。
そんな感じでシンプルな調整になっていますが、コンセプトとしては
めいそう積みまくって三タテ狙っちゃおう!
というものになっております。
そのため特攻に全振りするよりかは耐久や素早さに振ってめいそうを積める機会を増やす方が活躍できると思い、このような調整になりました。
それでももう少し特攻に振りたかった気はしました、上記の火力を見れば分かるかと思います()。

・技について
技構成については一つずつお話ししていこうと思います。
まず今回のメガアブソルはめいそう積みからの三タテをコンセプトにしている、ということで一貫性の高く、タイプ一致であるあくのはどうを採用しました。
六世代からだいもんじやふぶきといった技が威力低下し、あくのはどうの方が火力が上になったことも大きいでしょう。
れいとうビームは今回の物理耐久の調整先がガブリアスにしたため、採用しています。(ただし特攻無振りだと高乱数となり、確一にするには44振る必要があります。)
次にだいもんじですが、「めいそう積むのであればかえんほうしゃで充分じゃないの?」という疑問を持つ方もいると思います。
確かにめいそうをちゃんと積んでしまえばかえんほうしゃで火力としては充分なのですが、どうしても積まない状態で相手することを強いられてしまう場面も出てきます。
そういう時いまいち火力が足りない時が出てきてしまいます。
例えばメガハッサムなのですが、H振りメガハッサム相手のめいそう無積み時のだいもんじかえんほうしゃの火力を比べてみましょう。(ダメージ計算はトレーナー天国様のツールを使用させていただきました)

だいもんじ
攻: メガアブソル Lv.50(実数値:C135)
防: メガハッサム Lv.50(実数値:H177D120)
ダメージ: 188~224
割合: 106.2%~126.5%
回数: 確定1発

かえんほうしゃ
攻: メガアブソル Lv.50(実数値:C135)
防: メガハッサム Lv.50(実数値:H177D120)
ダメージ: 156~184
割合: 88.1%~103.9%
回数: 乱数1発 (18.8%)

このようにあと一歩届かない火力になることがあったため、炎技に関してはだいもんじを採用しました。
しかし後述しますが、だいもんじ搭載でも地味に火力が足りない事があります、この点に関しては特攻無振りの弱みですね。

最後に10まんボルトを今回採用しなかったのですが、こちらは単純に技スペースの関係上やむなく切り捨てることになりました。
それでもメガギャラドスマリルリの存在を考えると本当は是非とも欲しい技であったりします、しっかりめいそうを積んだ状況を作ることができれば活躍できるはずでしょう。
(ちなみにH振りマリルリをこのメガアブソル10まんボルトで落とすにはめいそうを三回積む必要があります、かみなりであれば二回で充分です。)

この型のメガアブソル自体は候補となる技は少ないのですが、めいそうが確定で入る分、どうしても技スペースに苦しんでしまいます。
今回はこの技構成でいきましたが、電気技採用の戦い方も考えていきたいところです。


<使用感>
では実際使ってみてどうだったか。
上記のダメージ計算を見ていただけると分かる通り結構穴だらけでした()。
というよりも思ったよりめいそうを積んでも火力が出ないという場面が多くあり、上記のダメージ計算の大半は実は特攻を全振りしていると乱数が確定に変わってたりします。
めいそう一積みでメガクチートを確定一発にできないところも地味につらいところです。
実際に対戦で使っていても二回は積まないと安定した火力にならないということも分かりました、一積みでの火力の足りなさは参考動画にも載せてありますのでお確かめください。

・めいそうを積む機会について
めいそうを積めるチャンスは正直つるぎのまいよりもシビアに感じました。
めいそうは特攻と特防を一段ずつ上げる技、つまり火力と耐久を同時に底上げする技であります。
ただし両方上げられる反面、個々の上昇率が悪いという欠点もあります。
またメガアブソル自体素の耐久力が低いということもあり、先手でめいそうを積んで、なるべく多くの攻撃を耐えられるようにする必要があります。
ですがここで問題が発生します、皆さんもご存じの通りメガシンカするターンに関してはメガシンカ前の素早さに依存するという仕様です。
そのため先手でめいそうを積める機会が少なく、一回積むのが限界になったりすることもありました。
めいそう型は物理型のようにつるぎのまい→ふいうちという大幅な火力上昇+高火力先制技というシナジーがないため、どうしてもめいそうをガンガン積める相手が少なくなってしまうようです。
そのため、対策として味方のでんじはやおいかぜによるサポートを受けてから使っていくというのもあります。
また、めいそうを積む相手はなるべく特殊型のポケモンを相手にする時にしてください。
一応物理耐久も調整を入れましたが、これはあくまでも特殊型であればガブリアスを狩りやすいため、ということでほぼガブリアス対面ピンポイントの調整です。
めいそうを積むための調整ではないのでご了承ください。
ここまで長々と話してきましたが、実践で使ってきて分かっためいそうを積む機会をまとめると以下のようになります↓

1.アブソルより素早さの低いポケモン(且つ特殊型)
2.アブソル相手に引いてくる可能性の高いポケモン
3.特殊型または攻撃技が特殊の受け
4.ヤミラミクレッフィのような補助メインのポケモン
5.味方によるでんじは、おいかぜサポート

この点を踏まえて繰り出していけば2回以上はほぼ確実にめいそうを積むことが出来ました。
また火力が無いと先ほどお話ししましたが、めいそうをちゃんと積むことができればやはりその点はしっかり解消されました。(ただめいそうを四回積んだあくのはどうで、ミロカロスが半分しか削れなかった時は火力の無さに泣きました)
ちゃんと積む機会を見つけて、しっかり積んでいけば三タテできるスペックを持っています。
最初の内は扱いがかなり難しいでしょうが、慣れていけばしっかりとした活躍を見せてくれる型だと思いますので興味を持った方は挑戦してみるといいでしょう。

では最後に参考動画を載せておきます、よかったらご覧ください↓


まだまだこの型については改良の余地が色々あるかもしれません、妙案が思いつきましたらまた報告していきたいと考えております。
では次回もお楽しみに。